今日は高校野球を生で観戦していました。

秋季高校野球近畿大会です。

来年春の選抜高校野球の選考基準になる大事な大会です。

この秋季高校野球が春の選抜につながる事は高校野球ファンにとっては当たり前の事ですが、意外と知らない方多いんですよね。

先日も同僚との何気ない会話で、

春と夏の高校野球の違いって何?

なんて聞かれた事もあります。

そんな野球音痴の同僚に懇切丁寧に説明してあげました。

そんな訳で今回は春と夏の高校野球の違いについて、同僚に説明した事をそのまんま、お伝えしようかと思います。

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正式名称と通称


選抜高等学校野球大会


選抜高等学校野球大会

これが、春の高校野球の正式名称です。

「センバツ」「選抜高校野球」の通称で知られています。

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<出典:http://sunagc.ti-da.net/e3063535.html>

※選抜高等学校野球大会の紫紺の優勝旗


全国高等学校野球選手権大会


全国高等学校野球選手権大会

これが、夏の高校野球の正式名称です。

「夏の高校野球」
「夏の甲子園」
「選手権大会」

あたりが良く言われる通称ですね。

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<出典:http://sunagc.ti-da.net/e3063535.html>

※全国高等学校野球選手権大会の深紅の優勝旗


主催者の違い


あまり気に留められないですが、主催新聞社が違います。

春の高校野球(選抜)は毎日新聞社の主催です。

それに対して、
夏の高校野球(選手権)は朝日新聞社の主催です。

ご自宅で朝日新聞を取っておられる方はお気づきでしょうが、主催新聞社だけあって、朝日新聞はスポーツ欄で夏の各地方大会の結果が載ります。

いわゆる一般新聞で地方大会の全試合の結果を伝えているのは朝日新聞だけだと思います。

主題歌の違い


これはあまり知られていないかもしれませんが、春の高校野球にも主題歌が存在します。

「今ありて」と言う主題歌です。


ここにUPする事は出来ませんが、Youtubeで検索すれば、視聴できますよ。

メインボーカルの谷村新司さんが歌唱する「今ありて」は一度視聴の価値ありです。

対して、夏の高校野球の主題歌は「あぁ、栄冠は君に輝く」ですね。

これは、特に詳しい説明は不要かと。

大会規模と抽選方式の違い


春と夏では参加校数が違います。

それに伴い大会の規模も違います。

春の高校野球は32校で行われ、11日間(休養日1日含む)での開催です。

対して、
夏の高校野球は49校で行われ、15日間(休養日1日含む)での開催です。

また抽選方式も春と夏で大きく違います。

春の選抜高校野球では最初の抽選会で、決勝戦まで全ての組み合わせが決まります。

それに対して、
夏の選手権大会は1回戦毎に組み合わせの抽選を実施しますので、この抽選がいろいろなドラマを作ってくれます。

◎記念大会

春、夏ともに、○5回や○0回などの切りの良い回数の大会は記念大会と称して参加校が増加します。

出場校の決め方


これが一番の大きな違いでしょう。

春の大会は選抜高校野球と言われるくらいですので、秋の地方大会の結果を元に出場校が選抜されます。

選抜高校野球の選考基準や選考方法はまた折を見て、別の記事で紹介させて頂こうかと思います。

対して、
夏の選手権大会の方は分かりやすく、各都道府県1代表です。

校数の多い、東京、北海道のみ2校の代表校となっています。


あとがき


ここまで、高校野球の春と夏の大会の違いを記載して来ました。

以降は私なりの主観で両大会の傾向を記載しますね。

春は投手力。夏は打撃力


春はどちらかと言うと好投手を擁している高校が勝ち進む傾向にあります。

私なりに考えた理由ですが、
夏に3年生が引退して、新チームが出来て、直ぐに秋季大会が始まります。

秋季大会が終わると冬となり基礎的な練習がメインになります。

つまり、春の時点では絶対的な練習量がまだ少なく、チームはまだまだ発展途上です。

どの高校も冬を越して暖かくなってから、ガンガン打撃練習を積んで打撃力が完成していきますので、プロが注目するような好投手が春の選抜で出てくると、なかなか打てないのかなと思います。

上記の理由から夏の選手権大会は打撃力が優位の大会になりますが、それでも、プラスの絶対条件がありまして

力の拮抗した好投手を複数人擁している

事が必要な条件と思います。

これは、夏の選手権大会が炎天下の中で行われ、かつ、終盤は連戦になる事が大きく影響している事は言わずもがなです。


考えられない大逆転劇はほぼ夏


考えられないような、大逆転劇が高校野球では多く見られますが、これらは夏の選手権大会が断然に多いと思います。

夏の選手権大会は負ければ即終わりと言う状況が影響しているのでは無いかと思っています。

春秋連覇よりも夏春連覇


春秋連覇なんて言葉を良く耳にするかと思います。

文字通り、春の選抜大会と夏の選手権大会を両方共に優勝する事でして、とても凄い事なのです。

ですが、私は春秋連覇よりも夏春連覇の方が断然難しいし、チームとして価値があると思っています。

なんせ、夏と春の間でチームが一新していますからね。

これにさらに春秋連覇が絡んだらもう最強です。

◎おまけ

今まで、この夏春夏の3連覇に一番近かったのはかの有名な池田高校です。

第64回選手権大会を優勝。

続いて、チームが変わっても第55回選抜大会を優勝。

第65回選手権も優勝候補の大本命でしたが、準決勝で敗れ、その夢ついえます。

この準決勝で池田高校を撃破したのが、当時は無名だった桑田・清原を擁するPL学園です。しかも、まさかの0-7。池田高校時代からPL学園時代へと変わった瞬間でもありました。

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<出典:http://www.k4.dion.ne.jp/~neeskens/1983n.html>




長くなりましたが、今回は高校野球の春と夏の違いについて書かせて頂きました。

春はイマイチ盛り上がりに欠けるなんて言いますけど、私は春の大会も好きです。

今、佳境に入っている秋季地方大会が終わり、年が明けると、春の選抜大会の出場校が決まりますので、また楽しみに待とうと思っています。

それでは、今回はこの辺りで失礼させて頂きます。

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