真冬の野球界はオフシーズンですが、完全オフだったプロ野球選手たちは正月明けからボチボチと自主トレで始動します。

それに対して、高校野球はと言うと、、、

甲子園に出場するような強豪私立校は正月返上で練習をしています。さすがに実戦形式の本格的な練習は控える高校が多いですが、走り込みや筋トレを中心に普通に練習しています。

私の通っていた高校は普通に正月は休みでしたけど。(だから、万年4回戦校でした。笑)


特に来春の選抜高校野球の出場がほぼ確定している様な高校は、この時期こそガンガン練習をして、選抜高校野球の優勝を目指しています。


ところで、その選抜高校野球ですが、2018年の第90回大会は記念大会となり、例年より拡大された大会になります。

そもそも、記念大会ってなんじゃ?と言う方もおられるかと思います。

今回は高校野球の記念大会とはどういう意味なのか?を説明して、過去の記念大会の紹介などもしてみたいと思います

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記念大会の意味とは?

まず、高校野球の大会には春の選抜高校野球大会と夏の選手権大会がありますが、そのどちらの大会にも記念大会は存在します。

で、記念大会とはずばり、80回とか90回とか「x0回大会」にあたる節目の年に開催される大会で、通常よりも出場校枠を増やして、盛大に開催されます。

実は春の選抜高校野球大会と夏の選手権大会の開催回数差はちょうど10回なので、記念大会開催年は両大会共に記念大会となります。

記念大会は1998年から導入されており、具体的には以下の通りです。

  • 1998年
  • 選抜高校野球大会・・・第70回記念大会
    選手権大会・・・第80回記念大会

  • 2008年
  • 選抜高校野球大会・・・第80回記念大会
    選手権大会・・・第90回記念大会

  • 2018年
  • 選抜高校野球大会・・・第90回記念大会
    選手権大会・・・第100回記念大会

特に夏の選手権大会は100回の大台となりますので、過去2回の記念大会よりもさらに盛大に開催される予定です。

ちょっとメモ 通常の選抜大会

通常の選抜高校野球の出場校は32校です。

一般枠やら、神宮大会枠やら、希望枠(2008年で廃止)やら、21世紀枠やらいろんな枠があったり、一般枠の各地区の枠も細部の変化がありながらも、全体出場校数32校と言うのは、昔から変わりありません。

ちょっとメモ 通常の選手権大会

通常の選抜高校野球の出場校は49校です。

北海道は北と南の2校、東京は西と東の2校、その他の府県は各1校ずつの49代表で開催されます。こちらも、近年に入ってからは、ずっと変わらず、49代表校制で開催されています。


それでは、以降は過去大会を振り返って行く事にしましょう。

過去の記念大会を振り返る!1998年編

この年は何と言っても、松坂世代の大会であった事ですね。

この年に甲子園を沸かせた選手たちが多くプロ野球に進んでいます。

第70回選抜高等学校野球大会

この当時は、神宮大会枠も希望枠も21世紀枠もなかったので、純粋に一般出場校枠が4校増枠されました。

  • 北海道:1枠→2枠
  • 東北:2枠
  • 関東:5枠→6枠
  • 東京:2枠
  • 東海:3枠
  • 北信越:2枠
  • 近畿:7枠→8枠
  • 中国:3枠→4枠
  • 四国:3枠
  • 九州:4枠→5枠

優勝は松坂大輔(西武、レッドソックスなど)率いる横浜高校。

準優勝校の関大一のエースもロッテや阪神などで活躍した久保投手。

その他にも、東福岡の村田修一選手(横浜、巨人など)や豊田西の古木選手(横浜)などがいました。

第80回全国高等学校選手権大会

この年は、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫の6府県の出場校が2校に増枠され、全55校で開催されました。

  • 埼玉:1枠→2枠(西埼玉、東埼玉)
  • 千葉:1枠→2枠(西千葉、東千葉)
  • 神奈川:1枠→2枠(西神奈川、東神奈川)
  • 愛知:1枠→2枠(西愛知、東愛知)
  • 大阪:1枠→2枠(南大阪、北大阪)
  • 兵庫:1枠→2枠(西兵庫、東兵庫)

松坂大輔率いる横浜高校が春に続き、当時で史上4校目の春秋連覇を達成しました。

この年は準々決勝のPL学園vs横浜高校で延長17回の死闘、2回戦宇部商業vs豊田大谷の延長15回サヨナラボークなど印象に残る試合が多かったのも特徴です。

春不出場組としては、浜田高校の和田投手(ソフトバンク)、鹿児島実業の杉内投手(ソフトバンク、巨人)、帝京高校の森本稀哲選手(日本ハム)などがいました。

あと、PL学園のエースは日本テレビアナウンサーの上重さんでしたね。

過去の記念大会を振り返る!2008年編

1998年ほどのインパクトはありませんでしたが、この年の記念大会も盛り上がりました。

第80回選抜高等学校野球大会

この年は、神宮大会枠が1校増枠、一般出場校枠が2校増枠、21世紀枠が1校増枠されました。

  • 北海道:1枠
  • 東北:2枠
  • 関東:5枠→6枠
  • 東京:1枠
  • 東海:2枠→3枠
  • 北信越:2枠→3枠
  • 近畿:6枠
  • 中国:3枠
  • 四国:3枠
  • 九州:4枠

  • 21世紀枠:2枠→3枠
  • 希望枠:1枠

優勝は県勢2度目の優勝となる沖縄尚学でした。

尚、この年の沖縄尚学のエースは東浜投手(ソフトバンク)でした。

個人的に印象に残っているのは、我が滋賀県の北大津高校が1回戦で東北高校、2回戦で横浜高校と超強豪高校を下すという快進撃を見せた事です。その後の3回戦で無名校に負けた辺りが滋賀クオリティーでしたが。^^

第90回全国高等学校選手権大会

この年は、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫の6府県の出場校が2校に増枠され、全55校で開催されました。

  • 埼玉:1枠→2枠(南埼玉、北埼玉)
  • 千葉:1枠→2枠(西千葉、東千葉)
  • 神奈川:1枠→2枠(南神奈川、北神奈川)
  • 愛知:1枠→2枠(西愛知、東愛知)
  • 大阪:1枠→2枠(南大阪、北大阪)
  • 兵庫:1枠→2枠(西兵庫、東兵庫)

この大会は大阪桐蔭が自慢の強打を爆発させて、優勝しました。このチームには浅村選手(西武)が所属していました。

その他の有力選手としては、当時は2年生でしたが横浜高校の筒香選手(DeNA)、智辯和歌山の坂口選手(巨人)辺りが挙げられます。

この大会の決勝戦は現地・甲子園球場で観戦していましたが、あまりのワンサイドゲームに途中で帰路に就いたのを覚えています。常葉菊川の戸狩投手が大会中に肘を痛めていなければもう少し面白い決勝戦になったと思うのですが。

そして、2018年

そして、2018年も記念大会の年です。

また、この年から遂に選抜大会と選手権大会にもタイブレークが導入されます。

詳細な詰めや決勝戦での導入などはこの後の議論で決まる様ですが、どれくらいの実施回数があるのか個人的に興味があります。

尚、タイブレークの導入に関しては以下の記事で説明していますので、参考にして下さい。

ついに高校野球でタイブレーク制導入決定!そもそもどんなルールなの?

第90回選抜高等学校野球大会


  • 北海道:1枠
  • 東北:2枠→3枠
  • 関東・東京:6枠
  • 東海:2枠→3枠
  • 北信越:2枠→3枠
  • 近畿:6枠
  • 中国:3枠
  • 四国:3枠(例年は中国・四国で5枠)
  • 九州:4枠

  • 21世紀枠:3枠
  • 神宮大会枠:1枠(明徳義塾が優勝したので、四国)

記念大会による四国枠増枠後に、明徳義塾の明治神宮大会優勝でプラス1枠でまさかの四国4枠。笑

ま、こんな大会もいいでしょう。

第100回全国高等学校選手権大会


2018年の夏の選手権大会は福岡県も2代表になり、史上最多の56校で開催されます。

過去の記念大会で出場校が増枠した府県は軒並み160校以上の参加校のある府県ですが、福岡って130校そこらなんですよね。

ちょっと、サービスしすぎじゃねえか?と思ったり、まぁ私の地元県なのでOKとします。笑

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おわりに

今回は高校野球の記念大会に関しての記事を書かせて頂きました。

記事中で説明した通り、同じ年に選抜大会も選手権大会も記念大会になりますので、今年2018年の高校野球は今から楽しみです。

尚、例年(通常大会)の選抜大会の出場校選考基準に関しては以下の記事で説明していますので、特に2018年の90回大会との比較と言う意味で参考してくださいね。

春の選抜高校野球の出場校の決め方と傾向を一発チェック!


とりあえずは、1月末に出場校が決定し、3月下旬には開会式を迎えます。そして、8月には100回記念の選手権大会ですね。

今から楽しみに待つ事としましょう。

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