3月に入り、寒さも和らいで来ましたね。

“暑さも寒さも彼岸まで”なんて言葉を祖母から聞かされましたが、お彼岸を過ぎると本格的な春はすぐそこです。

そんな春のお彼岸ですが、個人的にこの時期は忘れらない出来事がありました。

その出来事とは父の他界です。原因は膵臓がんでした。

最近、著名人の方々も膵臓がんで他界されていく方が非常に多いですよね。

膵臓がんは早期発見が難しく、生存率がきわめて低い癌として有名です。

それでもですね、、、やはり出来る限り多くの方に早期発見をして頂いて、生存して欲しい。

やはり、日ごろから体調の変化をマメにチェックしていれば、初期症状に気が付く事も出来ると思うんです。

今回は、私の父のケースと照らし合わせながら、すい臓がんの初期症状のチェックポイントをお話したいと思います。

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膵臓がんの初期症状は?

その名の通り、“初期症状”という事で言うと、膵臓がんの初期症状のうち自覚出来るものは少ないと言われています。

比較的早期にすい臓がんが発見された患者さんのうち、約15%の患者さんは全く自覚症状がなかったという調査結果もあるくらいです。

実際、この後に書くほとんどの”自覚できる初期症状”は、癌がある程度進行してからのものです。



ですが、後から照らし合わせてみると、”あぁ、そう言えばそんな症状があった・・・”となる事も多いのです。私の父のケースはまさにそうでした。

つまり、普段からちょっとした身体の変化に気を配っていれば、早期発見できる確率は上がります。ま、その時点で膵臓がんを発見出来ていたとして、今も健在だったかどうかは分かりませんけどね。


膵臓のどの部分に癌が出来ているかによって、症状に違いがあったりもしますので、膵臓とその周りの臓器の図を載せておきます。

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<出典:ウィキペディア>


実際の症状は?

膵臓がんになると、以下の様な症状が発症すると言われています。父の主治医からもそう聞きましたし、大体どのインターネットサイトを見ても同じ様な事が書かれています。

以下にあげた症状は、実際に膵臓がんに罹った患者さんの多くがが自覚していたで、実際に私の父にも当てはまるものが多くありましたので、要チェックです。

  • 腹痛(胃のあたりの痛み)
  • 体重減少
  • 食欲不振
  • 黄疸
  • 腰背部痛
  • 糖尿病が悪化する


腹痛(胃のあたりの痛み)

膵臓がんになると、多くの患者さんが腹痛を訴えるようです。

原因は膵臓の中を通っている主膵管が癌のために圧迫され、閉塞してしまいます。その結果、膵液が膵管の中にたまり、周囲を圧迫するために腹痛の症状となるようです。

通常の腹痛とは違い、みぞおちから左上腹部にかけての激しい痛みに襲われるのが特徴です。

膵頭部に癌が出来た場合には、かなりの確率で腹痛の症状が出るようです。

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体重減少、食欲不振

体重減少も上で説明した様に膵管が詰まってしまう事で十二指腸に対して膵液が流れなくなります。その結果、消化不良を起こし、栄養の吸収ができなくなる為、体重減少に繋がります。

また、十二指腸へ膵液が流れない状態が続くと次第に食欲不振や吐き気、嘔吐などの症状が現れるようになり、体重減少が更に進行します。


今になって思うと、私の父も癌発見前はかなりの食欲不振に見舞われていました。

黄疸

膵頭部にがんが出来た場合のもう一つの特徴として、黄疸が現れる事が多いようです。

膵頭部には胆管が通っています。癌が大きくなって胆管を圧迫し、胆汁が胆管を流れなくなり、黄疸が発生します。


私の父も病院に検査に行く日の朝に黄疸が発生していました。病院に行く数日前から個人的に凄く嫌な予感はしていたのですが、黄疸を見た時にうっすらと癌の気配を感じたのを今でも覚えています。

腰背部痛

癌が膵体部や膵尾部に出来た場合には症状が現れにくいと言われていますが、その中でも特徴的な症状としては背中の痛みです。

膵臓は横に長く薄い臓器なので、癌に侵されると膵臓を飛び出し、背中側の神経を圧迫します。その結果、背中に強い痛みが発生します。


今になって思うと、癌宣告される半年前くらいから、”背中が痛い”と口癖の様に言っていて、整形外科に通いつめていました。


もちろん、整形外科に通った事で、良くなったはずも無く、今になって思うと、この時点で勘付いておけばなぁ・・・と悔やまれる所です。

つい最近、職場の先輩も膵臓がんで他界したのですが、その先輩も背中の鈍痛から癌の発覚に至ったと言っていました。

思い当たる事があるなら、医者に相談を!

ここまで、膵臓がんの症状とそのチェックポイントを書いてきましたが、やはり思うのは、ある程度の年齢になれば、身体のちょっとした変化が出てきた時は大きな病気を疑うべきだと言う事です。

私の父は狭心症を患っていて、半年に1回、医者に通院していました。今となってはわかりませんが、恐らく、”次の検診時に先生(主治医)に相談してみよう。”くらいの気持ちで居たのではないかと思います。

今となって思うのは、せっかく相談の出来るかかりつけの主治医がいたのだから、不調を感じたときに相談しておけば良かったのに・・・との思いがあります。

この記事を読んでくださっている方は、手遅れにならない様に、身体の異変を感じたら、まず医者に掛かってほしいと思います。


あとがき

今回は膵臓がんについて、症状のチェック項目などを中心にお伝えしました。

また、私の父のケースと照らし合わせてみましたが、今になって思うと、思い当たる事や一致する事が多くて、悔やみ切れない感じですね。

“もっと早く発見する事が出来たのでは?”
“家族として、出来る事があったのでは?”


こんな思いが今でも断ち切れません。


私もすでに40歳を超えています。身体の異変を感じたら大きな病気を疑うべき年齢に差し掛かったのかもしれません。

妻と子供たちを残して、先に旅立ってしまわない様に、日ごろから自身の体調には気を付けて生活したいと思います。


父の膵臓がんの闘病生活などは、まだまだシェア出来ることが多いと思うので、また折を見て記事にしたいと思います。

それでは、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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