先日、講習会で名古屋に行く機会がありました。
私の自宅は滋賀県なので、講習会終わりで楽勝で帰宅できるのですが、せっかく金曜日の講習会なので、宿を手配して夜の懇親会まで参加する事に。
その予定を決めたのが、3日前の事。まぁ、名古屋市内のビジネスホテルなんて空いているわけも無く・・・(1部屋くらいなんとかなったかも知れないですが。)。
ネットで検索して空きのあったカプセルホテルに泊まって見る事に。
まぁ、初めてなので、全てが新鮮でした(笑)。
恐らく、”カプセルホテル泊まってみたいけど、どんなところかな?””大丈夫かな?”なんて思いの方、結構いるはず。
そんなあなたの為に、カプセルホテルを初体験して感じた事(メリット/デメリットなど)やシステムなどをそのまんまレビューしたいと思います。
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目次
カプセルホテルとはどんな場所?
カプセルホテルは、大人1人が横になれるくらいの大きさ(シングルベッドより少し狭いサイズ)のカプセルで寝る簡易型の宿泊施設です。こんな感じ(↓)で、上下二段になっていて、上の段へは手すりと踏み台を使用して上る感じになります。

パッと、所見で思い浮かびあがったのは、富岡精糸工場のあれです。
これ(↓)。縦方向、横方向は違いますけどね(笑)。

あぁ、怒られそう・・・。
冗談はさておいて、簡易宿泊と言っても、大抵のカプセルホテルは、大浴場、サウナ、露天風呂などの入浴施設やその他の設備も充実している事から人気が高まっているようです。
カプセルホテルはもともと男性向けの宿泊施設として、作られましたが、近年は女性専用のカプセルホテルや男女共用で女性専用フロアを設けたお店も増えてきました。
尚、私が宿泊したカプセルホテルは男性専用のカプセルホテルでした。
カプセルホテルの設備
通常のカプセルホテルの設備としては、以下の様なものがあります- 宿泊場所 いわゆるカプセルですね。
- 大浴場・サウナ 大浴場は当然として、カプセルホテルと切っても切り離せないのがサウナ。そんなイメージしかありません(笑)。
- 食事処・食事コーナー 食事をする場所ですね。
- リラクゼーションスペース マッサージチェアやテレビ付きのリクライニングシートなどが並んでいるエリアです。
- その他 カプセルフロアには、共用ロビーがある事がほとんどの様です。
- 入館 ホテル玄関口で、靴を脱いで靴箱に入れます。
- チェックイン チェックイン時に靴箱の鍵を預けます。当時にロッカーのキーを受け取ります。
- 着替え ロッカーにて、室内着(ホテル着)に着替え。
- 館内でリラックス 入浴、サウナ、マッサージ、リラクゼーションスペースなどを有効に活用し、館内でくつろぎましょう。
- 就寝 自身のカプセルに入り就寝しましょう。
- 起床 朝食を取る方は、館内の食事処で朝食を頂きましょう。
- 着替え ロッカーにて、室内着(ホテル着)から普段着へと着替え。
- チェックアウト ロッカーの鍵を返却して、チェックアウトします。預けた靴箱の鍵を返却されます。
- 退館 下靴(ご自身の靴)に履き替えて、退館です。
- メリット① 料金が安い なんと言っても最大のメリットは、料金が安いことに尽きるかと思います。
- メリット② 飛び入りで宿泊しやすい 以前、私もやった事があるのですが、前日や当日のキャンセルが多いみたいで、そういった空きが常にある様です。
- メリット③ キャンセルしやすい 上記と少し被るのですが、カプセルホテルはキャンセル料が掛からない所がほとんどです。
- デメリット① 就寝スペースが狭い 最大のデメリットは、これでしょう。
- デメリット② 周りの音 カプセルのすぐ前は通路ですので、夜に人が歩くとそれなりの気配は感じます。
- デメリット② 貴重品管理が面倒 カプセルの出入口にロックは掛けられないので、貴重品の管理がやや面倒です。
- 貴重品の管理 私はパソコンなどもあったので、カバンごとカプセルに持って行きましたが、こいつらがなかなか場所を占拠してくれました。
- マルチ充電アダプタ 大抵のカプセルホテルはカプセルごとに1口のコンセントしか設定されていません。
- 耳栓の携行 既に述べたように、通行人の気配、上段のカプセルに上る際の音、壁ドン(意味が違うか?)の音など、いわゆる生活音ですね。これはやむなしです。
- 割引の使用 大抵のホテルはインターネットで予約すると割引があるようです。
- カプセル内は就寝スペースである 同行者とくっちゃべったり、通話してみたりはマナー違反です。マナー違反と言うか明確な禁止行為です。
- 非常口の確認 万が一の時の為に非常口は確認しておきましょう。
- 静かに カプセルの外を通行するときなどは他の宿泊客に気を遣いましょう。
- 環境を問わずに寝られる人
- 宿泊代を安く上げたい人
- ホテル内でゆっくりリラックスしたい人
- 繊細な人・閉所が苦手な人(笑)
- ぐっすり寝たい人
- 宿泊代にお金をかけても良い人
宿泊したカプセル内には、テレビ、コンセント(1口)、イヤホン、時計がありました。



会社の同僚などに聞くところによると、大体この辺が標準装備らしいです。
カプセル内は、会話、通話は厳禁ですので、そういう用途での利用者がほとんどです。

カプセルホテルのシステム
ホテルによって、多少の違いはあれど、おおよそは以下の様な感じです。
チェックイン当日
チェックアウト当日
つまり、館内は裸足、もしくは、スリッパなどの上履きで移動することになります。
大抵のカプセルホテルは料金先払いです。
以降、館内の設備(食事、マッサージ、自販機など)は全てロッカーキーについてバーコード、もしくは、管理番号で支払いが可能になる所がほとんどで、これらの料金はチェックアウト時にまとめて清算する事になります。
あと、ロッカー番号とカプセル番号が同じって場合がほとんどの様です。
以降、外出時以外は、この部屋着で過ごすことになるので、逆に言えば、外出予定がある場合は、この時点で着替えをしない方が賢明。
チェックアウト当日
宿泊プランによっては朝食付きの場合もありますので、確認しておきましょうね。
館内で発生した追加料金はこの時に支払います。
領収書が必要な方もこの時に請求しましょうね。
メリットとデメリット
ここでは、カプセルホテルのメリットとデメリットを書いていきます。やや独断も入りますが、ご容赦下さい。
メリット
それでは、メリットから。都会の中心部でも4000円~5000円くらいで宿泊が出来、安い所になると2000円台なんてホテルもあるそうです。
低料金で宿泊と言えば、漫画喫茶かカプセルホテルの二択になるでしょうね。
“24時までに連絡が無く、チェックインされていない場合は自動的にキャンセルとなります。”なんてホテルも多いです。
とりあえず、カプセルホテル予約してみたものの、朝まで飲んでた・・・って事が2回くらいあります。
デメリット
お次はデメリットから。幅的にはシングルバッドよりも狭い感じです。
閉所恐怖症の方にはちょっと厳しいかもしれません。
あと、悪意は無いのでしょうが、寝返りなどで膝がぶつかって、隣から凄い音が聞こえる事も(笑)。
これは後でも述べますが、”貴重品として預ける物”、”ロッカーに入れておく物”、”持ち歩く物”を決めて、実践すべきだと思います。
アドバイスや注意点
アドバイス
最後に実際に宿泊してみて感じた事、次に宿泊する際はこうしようと思った事を書いていきます。先にも記載したとおり、”ロッカーに入れておく物”、”貴重品として預ける物”、”持ち歩く物”に分けておくべきかと思います。
私のケースで言えば、貴重品は、財布、パソコンです。
持ち歩くものは、スマホ、小銭、アメニティーグッズ。
ロッカーに入れておく物は着替えなどですね。つまり、入浴時に一度ロッカーを経由して着替えを取りにいく感じになりますね。
うん、次からそうしよう。
例えば、スマホとモバイルバッテリーを充電したいとか、スマホとガラケーを充電したいなどの場合には、充電口が足りないので重宝すると思います。
具体的にはこんなのです。
私は最初から耳栓を持って行きましたが、音が気になる方は耳栓を持参しましょう。受付に置いていた様に記憶しています。
安く泊まれるのであれば、利用しない手は無いですね。
私もインターネット割引を利用しました。
注意点
注意点と言うかマナー的なものも含みます。あと、カプセル内の喫煙、飲食も厳禁。
私は如何なる場合でも、常に最悪のケースを想定してしまう超ネガティブ思考なので(笑)、この辺は真っ先に抜かりなくチェックします。
特にスリッパのパタパタ音などは意外と気になるものです。
どんな人向け?
完全に独断になりますが、ご容赦ください。カプセルホテルをおすすめ出来る人、出来ない人を書いてみます。
おすすめ出来る人
おすすめ出来ない人
独断と言いましたが、至ってまっとうに仕上がったな(笑)。
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最後に
今回は初めて利用したカプセルホテルの体験レビューとそれを元にしたアドバイスやメリット/デメリットなどをお伝えしました。記事中に記載しましたが、近年は女性専用のカプセルホテルや女性専用フロアのあるカプセルホテルも増えてきている様です。
利用してみた感想ですが、確かに名古屋の中心部(栄)で、金曜日に4000円で1泊出来た事を考えると全然ありでしたね。
会社の同僚もカプセルホテルを利用して、宿泊手当を浮かせていたようですが、つい最近、宿泊代が実費支給になっちゃったんで、落胆してましたね。で、その同僚、それなら普通のビジネスホテルに泊まれば良いものを、カプセルホテルの設備の充実っぷりにはまってしまって、今でもカプセルホテルに泊まってます。
まぁ、確かに館内の設備は充実していて、くつろぐには良い空間ですので、話のネタに一度利用してみてはいかがでしょうか?
それでは、今回はこの辺で失礼します。
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