年末年始は福岡の実家に帰省していました。
今回は移動手段にフェリー(大阪・南港→福岡・新門司港)を使用してみたのですよ。
やはり、ぐっすりと寝るって訳にはいかないですが、何よりのおすすめポイントは寝て起きたら目的地に着いている事ですね。
そんな、フェリーの旅ですが、乗っていて、「次回はこうしようか。」と思う事がいくつかありました。
そんな訳で、大阪から福岡間の移動に限らず、フェリーでの旅をしようとしている方に、実体験からアドバイスをお伝えしようかと思います。
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目次
早速、アドバイス一覧から
移動手段といえど、フェリーはほぼ宿泊施設です(笑)。洗面所はもちろんの事、ちゃんと、お風呂・シャワーも付いていますからねーー。

基本的には宿泊時に必要な物(いわゆる、アメニティグッズ)を忘れない様にすればOKかと思っています。具体的には以下の3つになるかと思います。
- 入浴時に必要な物
- 就寝時に必要な物
- 洗顔時に必要な物
次のポイントは食事をどの様にするか?です。

具体的には、
- 船内レストランで食事を取るのか?
- 船内売店で軽食を購入するのか?
- 事前に購入したものを持ち込むのか?
のいずれかの選択肢になるかと思います。
最後のポイントは、予約時の部屋、ベッドなどの場所ですね。
こればっかりは、予約するタイミングや乗船便の混雑具合もあるので、運の要素も絡みますが、可能であれば考慮しておきたい所です。

それでは、以降で解説して行きますね♪
詳細解説 アメニティ類
それでは、早速各項目の詳細を説明していきます。尚、私が乗船したフェリーは、大阪・南港~福岡・門司港便です。運行会社は名門大洋フェリー。
行き(大阪→福岡)は1便のフェリー福岡号。帰り(福岡→大阪)は2便のフェリー北九州号に乗船しました。船の新しい古いの違いはあれど、設置施設はほぼ差分無しでした。
入浴用アメニティグッズ
船内に以下の物は設置されていました。
- ボディーソープ、シャンプ、リンス 通常の銭湯と同じ感じで洗体所に備え付けられています。
- ヘアドライヤー 但し、台数は少ない。特に女風呂はドライヤーに列が出来ていた様子(by嫁)。
持ち込むべきもの
- タオル類 バルタオルとフェイルタオルです。
- 必要な人は・・ 剃刀、綿棒などの消耗品も一切ありません(売店では購入可)ので、必要に応じてアメニティー用のポーチに忍ばせておく方が良いでしょう。
これが一番やらかしました。我が家は見事に持ち込み忘れて、行き(大阪→福岡)の船内の売店でバスタオルを購入する羽目に。
なんと、バスタオル1枚、1130円!!(笑)

尚、行きは幸いな事に個室(1等和室)を取っていたので、部屋にフェイスタオルは付いていました。
洗顔用アメニティグッズ
特別個室となれば話しは別ですが、2等客室はもちろん1等客室以下にも消耗品の類は一切備え付け無しでした。
持ち込むべきもの
- 歯磨きグッズ これはそのまんまですね。歯磨きをするための歯ブラシや歯磨き粉です。
- 必要な人は・・ コットンなどの消耗品も一切ありません(売店では購入可)ので、必要に応じてアメニティー用のポーチに忍ばせておく方が良いでしょう。
1等和室にも備え付けはありませんでした。船内売店では購入可能でした。
女性の方は、クレンジングや化粧水などの洗顔用品を、コンタクトを使用される方は洗浄・保存液もお忘れなく。
就寝用グッズ
“場所選ばずに、どこでも寝られるぜ!”って方はあんまり見て頂く必要は無いです(笑)。あくまでも、共同宿泊施設ですので、周りの音や光は気になる人は気になるでしょう。
耳栓、アイマスク、などを必要に応じて用意しておきましょう。
その他のポイント
そこまでやるか?って話にもなるので、バランスを考慮して判断してください。救急グッズ(頭痛薬、腹痛薬、絆創膏など)や酔い止め薬ですね。
特に船内は意外とゆれますので、乗り物に弱い人は要注意です。酔い止め薬を用意しておきましょう。今回は大丈夫でしたが、以前利用したときに息子が見事にゲ○してくれました。しかも、福岡(門司港)到着5分前に(笑)。
あくまでも今回利用した名門大洋フェリーの大阪~福岡便限定にはなりますが、以下の物は船内の売店で購入可能でしたので、参考にして下さい。(※画像をタップ/クリックすると拡大します。)

売店には置いていなかったですが、案内所で酔い止め薬も販売していました。
詳細解説 食事事情
食事は事前に戦略を立てて置くべきだと思います。船内レストラン
船内にレストランがあります。これは名門大洋フェリーの大阪~福岡便に限らず、フェリーと名の付く船には基本的にあるはずです。過去の乗船含めて、船内レストランを利用したことはありません。
値段的には、ファミレスと同じ位の価格設定と言う所でしょうか?安くは無いですが、そこまでバカ高くも無い印象。

時期によっては、ビュッフェスタイルの時もあります。
乗船した船のレストランは21時半受付終了でしたので、この辺りも注意しましょう。
船内の売店・自販機コーナーを利用
これは正直、オススメしません。朝食用のパン類はまだOKですが、売店で売っているおにぎりやサンドイッチ等の軽食や自販機コーナーのカップラーメンの値段がえらい事になっています。
カップラーメン1個300円。ビール1本330円とかです。

この価格設定が原因なのか?売り切れて、何も食べ物にありつけない!って事にならない感じです。
正直な所、船内の売店を利用するくらいであれば、事前にコンビニなどで買い物して持ち込むことをオススメします。
船内に食べ物を持ち込む場合の注意点
特にカップラーメンを持ち込む場合ですが、個室であれば部屋に電気ポットがあるので、それを使用すればOKです。個室じゃない場合(2等客室を利用)の場合は、船内のカップラーメン自販機のお湯を拝借することになります。この自販機は日清のカップヌードルサイズの自販機なので、どんべえやラ王の様なデカサイズのカップラーメンを持ち込まないように注意しましょう。
あと、これも個室じゃない場合(2等客室を利用)の場合の話になりますが、乗船したら、真っ先に喫食場所を確保しましょう。要するに座れる場所ですが、船内ロビーや展望デッキの椅子はすぐに埋まり、しかも、同じ人がずっと居座る傾向にあります。

<船内ロビー>

<展望デッキ>
尚、名門大洋フェリーの食事事情に関しては以下の記事でも詳細解説していますので、参考にしてくださいね。
名門大洋フェリー(大阪~福岡)の食事事情は?持ち込みはOKなの?
詳細解説 客室予約
最後に予約する客室についてです。個室系を予約する場合は他の部屋となるべく接していない部屋(つまり角部屋)がお勧めです。が、やはり、角部屋はすぐに埋まるので、名門大洋フェリーであれば、2ヶ月前の予約解禁日にパソコン画面に張り付くくらいの気合が必要です。
大部屋系の場合(特にベッドタイプの2等洋室)の場合も隣が他の部屋に接していない方が良いです。意外と壁が薄くて隣の子供の話し声がダダ漏れだったので。
フェリー福岡の場合、H01のH02と接していない側とか、H05のH03と接していない側とか良いと思います。

<出典:名門大洋フェリー フェリー福岡 6F船内MAP>
フェリー北九州の場合は、G18のG19と接していない側とかになりますかね。

<出典:名門大洋フェリー フェリー北九州 6F船内MAP>
ちょっと注意して欲しいのが、安易に角部屋に飛びついて、ジョーカーを引くケースです。
具体的には以下あたりに気をつけましょう。
- エレベータの横
- 展望デッキ出入口の横
フェリー福岡はエレベータと直接接する部屋は無いですが、フェリー北九州はそこそこ多い感じです。上記のフェリー北九州6Fで言うと、G17とかがまさに当てはまります。
展望デッキの出入り口は、フェリー福岡6FのG21、G22やフェリー北九州のG21あたりが該当します。
当然ですが、海上なので風が強いんですよ。で、乗客が展望デッキから船内に戻ってくる時に、展望デッキの扉が風にあおられて、物凄い勢いで閉まるので、強烈にうるさいです。

実は帰り(福岡→大阪)がまさにG21だったので、相当やかましかったです。普通に寝ましたけどね(笑)。
名誉の為に言っておくと、安易に飛びついたわけではなく、この部屋しか空いていなかっただけです(笑)。
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まとめ
今回は宿泊タイプのフェリーを利用する場合の注意点について、実際に名門大洋フェリーを利用して大阪~福岡間を移動したケースを例にとって紹介させて頂きました。- アメニティグッズの持込する物に注意 特にタオルは忘れないようにしましょう。必ず必要ですし、バカ高かったので(笑)。
- 食事は事前に戦略を立てるべし。 船内の売店や自販機コーナーは値段的観点から、あまりオススメしないです。
- 部屋の予約 選ぶ部屋や、(大部屋の場合)部屋によって、騒音事情に差がありますので、注意
とにかくお伝えしたいのは、大抵の施設は揃っていて、お金さえ出せば大抵の物も揃うって事ですね。男性の場合、その身一つで乗り込んでもなんら不自由ないかもしれません(笑)。
とは言え、旅行で目的地に向かう場合などは目的地到着前に無駄な出費は出来るだけ避けたい所ですよね。
この記事で上げたような点に注意して、船内の売店で余計な物を買わないで良い様に準備しておきましょう。
尚、記事中でも紹介させていただきましたが、名門大洋フェリーの食事事情に関しては以下の記事でも詳細解説していますので、参考にしてください。
名門大洋フェリー(大阪~福岡)の食事事情は?持ち込みはOKなの?
それでは、今回はこの辺りで失礼します。
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