年が明けて2017年。
野球ファンの方にとっては、4年に一度の待ちに待った大会がやって来ますね。
その大会の名はWBC(World Baseball Classic)。
日本、アメリカ、ドミニカ、韓国など16ヶ国によって約2週間の日程で開催されます。
今回はそんなWBC(2017)の日程や見どころについて、お伝えしようと思います。
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【目次】
目次
WBC(2017)について
開催概要
今回は2006年に開催された第1回WBCと同じで、1次ラウンド、2次ラウンド共に総当たりリーグ戦方式になります。ちなみに、第2回WBCは1次ラウンド、2次ラウンド共に、ダブルイリミネーショントーナメント方式。第2回は1次ラウンドが総当たりリーグ戦方式で2次ラウンドが、ダブルイリミネーショントーナメント方式でした。
ダブルイリミネーション方式トーナメント戦に関しては第2回大会を振り返った記事(WBC2017の見どころ・・・の前に過去大会を振り返ろう。第2回編。)中にて説明していますので、参考にして下さい。
球数制限
もはや、当たり前になったWBCの投手の球数制限。2017年大会も過去大会と同じ様に球数制限が存在します。- 1次ラウンドは65球
- 2次ラウンドは80球
- 準決勝、決勝は95球
打者との対戦中にこの球数を超えるとその打者との対戦が終了次第、問答無用で交代となるルールです。
50球以上投げた場合は次回の登板までに中4日が、30球以上50球未満の場合は次回の登板までに中1日が必要で、球数に関わらず連投(2日続けて登板)した場合も、次回の登板までに中1日が必要でした。こちらも過去大会と同じです。
大会日程
ここでは日程を紹介します。1次ラウンド日程
- プールA 組み合わせは、韓国、台湾、イスラエル、オランダ、です。
- プールB 組み合わせは、日本、キューバ、中国、オーストラリア、です。
- プールC 組み合わせは、アメリカ、ドミニカ、カナダ、コロンビア、です。
- プールD 組み合わせは、メキシコ、プエルトリコ、ベネズエラ、イタリア、です。
日程は、2017年3月6日~10日の5日間で、韓国の高尺スカイドームにて行われます。

このグループの上位2ヶ国が2次ラウンドのプールEへと進みます。
日程は、2017年3月7日~11日の5日間で、日本の東京ドームにて行われます。

このグループの上位2ヶ国が2次ラウンドのプールEへと進みます。
日程は、2017年3月9日~13日の5日間で、アメリカのマーリンズパークにて行われます。マーリンズパークと言えば、イチロー選手が所属するマイアミ・マーリンズの本拠地ですね。

このグループの上位2ヶ国が2次ラウンドのプールFへと進みます。
日程は、2017年3月9日~13日の5日間で、メキシコのエスタディオ・チャロスにて行われます。

このグループの上位2ヶ国が2次ラウンドのプールFへと進みます。
2次ラウンド日程
- プールE 1次ラウンドのプールA上位2ヶ国とプールB2ヶ国がこのプールEに入ります。
- プールF 1次ラウンドのプールC上位2ヶ国とプールD2ヶ国がこのプールFに入ります。
日程は、2017年3月12日~16日の5日間で、日本の東京ドームにて行われます。
順当に勝ち進めば、日本と韓国がこのプールEで激突する事になります。
日程は、2017年3月14日~19日の5日間で、アメリカのペトコ・パークにて行われます。
決勝ラウンド日程
2017年3月20日の18:00(日本時間21日10:00)から、アメリカのドジャースタジアムで行われます。
2017年3月21日の18:00(日本時間22日10:00)から、アメリカのドジャースタジアムで行われます。
もちろん、日本は2次ラウンドを1位通過するでしょうから、こちらですね。
日本はここまで勝ち残ってくれているはずです。
見どころ
それでは、WBC(2017)の見どころをお伝えしていきます。大谷翔平の本格的世界デビュー
将来、間違いなくメジャー移籍するであろう大谷翔平選手の本格的な世界デビューになります。正確には、2015年秋に開催されたプレミア12でもその実力を見せつけて、メジャースカウトたちの度肝を抜きました。
ただ、プレミア12は日本での開催でしたので、今回のWBC(2017)は目の肥えたアメリカのベースボールファンに対して、その実力を見せつける大会となるはずです。
今回のWBC(2017)はさすがに、投手のみでの出場になると思います。それでも、日本人の投手が100マイル(160キロ)を出したら、さすがに驚く事になると思います。
そして、アメリカのベースボールファンが騒ぎ立てる事で、大谷選手のメジャー移籍が加速する事になるだろうと予想しています。
日韓対決
前回の第3回WBCでは、韓国がまさかの1次ラウンド敗退だった為、日韓の対決はありませんでしたよね。やはり、WBCと言えば日韓対決。特に第1回大会(WBC(2017)の見どころ・・・の前に過去大会を振り返ろう!!第1回編。)ではいろいろとありましたから、日本と韓国の対決が無いと盛り上がりませんよね(笑)。
既に日程の項で書きましたが、順当であれば2次ラウンドのプールEで日本と韓国が対戦します。
組み合わせ的には、最大で2次ラウンドで1回、決勝ラウンドで1回の合計2回の日韓対決がありえますね。

アメリカはどうなの?
“MLBのMLBによるMLBの大会”に仕上がっているのに、いまだに優勝はおろか、決勝進出すらないま、大会の収益金は7割近くMLBに入るらしいから、それで十分なんでしょうけどね。たぶん、勝とうって気ないね。
で、MLBの公式サイトはそのアメリカを“過去最強のチームで、匹敵するチームはない!”と評しています。
ほ ざ け !!
確かに、野手は素晴らしいメンバーが揃ってますよ。
バスター・ポージー(捕手/ジャイアンツ)、ノーラン・アレナド(三塁手/ロッキーズ)、ブランドン・クロフォード(遊撃手/ジャイアンツ)、ダニエル・マーフィー(二塁手/ナショナルズ)。。。
でもね、毎回のごとく先発投手陣に大物が居なさすぎ!(笑)
ま、マックス・シャーザー(カーディナルス)は出場予定だったらしいけど。(残念ながら疲労骨折の為、辞退。)
挙句の果てに、デビッド・プライス(レッドソックス)、クレイトン・カーショー(ドジャース)、マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)あたりのスーパーエース級投手達を予備登録しといて、決勝ラウンド以降で選手入れ替えをした上で投げさせるとか姑息な事を言っています。
まぁ、姑息と言うのは言い過ぎで、立派な戦略なんでしょうけどね、、、あえて言わせてもらいます。
そんな、生半可な気持ちで優勝なんか出来るか!
アメリカ、2次ラウンド敗退と予想しておきます。絶対に韓国の方が手ごわいね。
前回チャンピョン・ドミニカは?
いまや、数多くのメジャーリーガを輩出しているドミニカ共和国。しかも、超主力級ばかり。実はドミニカも
ですが、、、前回は見事に一度も負けることなく、完全優勝しちゃいました。
で、今回はと言うと、、、前回のチームに劣らないえげつないメンバーがそろってます。
一部ですけどね、、、ロビンソン・カノ(マリナーズ)、エドウィン・エンカーナシオン(ブルージェイズ)、エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)。この辺りの名前を見るだけで凄い(苦笑)。
メンバーだけ見ると、打撃陣が凄い印象なのですが、投手陣も固いんですよね。前回大会も割と打線爆発で大勝!って感じの試合よりも、投打ががっちりかみ合って、6-1とかで勝つような試合が多かったですからね。
主力級メジャーリーガーが多いから勝ち方も知っている上に、どこかの国と違って、お国の為に勝つぞ!って気概のあるチームですから、結束力も抜群。ほんとに、この国は強いと思います。
そして日本(侍JAPAN)
やはり、侍JAPANには優勝トロフィーを奪回して欲しいと思います。前回大会(WBC(2017)の見どころ・・・の前に過去大会を振り返ろう。第3回編。)の様なまずいベンチワークは無しにしてもらって、選手たちには存分に暴れまわって欲しいですね。
プレミア12も小久保監督自身がチーム編成のミス認めていましたが、2016年年末に発表した選手の1次発表では、その反省が大いに見て取れる編成でした。采配の方も期待してますよ~。
出来れば、まだWBCで対戦の無いドミニカと決勝で戦って、勝って欲しいですね。
準決勝はアメリカをコテンパンにやっつけちゃいましょう。あ、その前にアメリカが消えてるか(笑)。
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あとがき
今回はWBC(2017)の開催概要と見どころについてお伝えさせて頂きました。簡単にまとめておきます。
- 1次ラウンド、2次ラウンド共にリーグ戦総当たり方式
- 1次ラウンドの日程は3月6日~13日。
- 2次ラウンドの日程は3月12日~19日。
- 決勝ラウンドの日程は3月20日~22日の3日間。
- 過去大会と同じように球数制限ルールあり
完全に独断ですが、見どころは以下の通り。
- 大谷翔平の本格世界デビュー
- 日韓対決
- 史上最強とか言っている
チキンアメリカ - 前回優勝国のドミニカはやっぱり強い
- 日本(侍JAPAN)の戦いぶり
今年の春はWBC(2017)に選抜高校野球と大好きな野球を楽しめそうです。
また、折を見て選抜高校野球の記事もUPしようかと思っていますので、よろしくお願いします。
それでは、今回はこの辺りで失礼します。
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