日本代表のメンバーも一部発表されるなどして、徐々に近づいてきた感のあるWBC(私だけか?)。

2017年3月に開催されるWBCも4回目です。

第1回のWBC(2006年)は、もう10年以上前の事ですか・・・。

恐らく、過去のWBCを全く知らない人も多い事でしょう。

そんな訳で、今回の記事から数回に分けて、過去のWBCを振り返ってみようと思います。

2017年の第4回の見どころ・・・の前に復習していきましょう!

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第1回WBCの大会概要

大会日程

大きくは以下の様な流れでした。

  • 1次ラウンド
  • 参加16ヶ国を4ヶ国ずつ4グループに分けて、各グループ上位2ヶ国が第2次ラウンド進出。

    A組(日本、韓国、中国、台湾)は3月3日~5日に開催。
    B組(カナダ、メキシコ、南アフリカ、アメリカ)は3月7日~10日に開催。
    C組(キューバ、オランダ、パナマ、プエルトリコ)は3月7日~10日に開催。
    D組(オーストラリア、ドミニカ、イタリア、ベネズエラ)は3月7日~10日に開催。

  • 2次ラウンド
  • 1次ラウンドの上位2ヶ国計8ヶ国を、4ヶ国ずつ2グループに分けて、各グループ上位2ヶ国が準決勝進出。

    1組(日本、アメリカ、韓国、メキシコ)は3月12日~16日に開催。
    2組(プエルトリコ、キューバ、ドミニカ共和国、ベネズエラ)は3月12日~15日に開催。

  • 準決勝
  • 2試合共に3月18日に開催。

  • 決勝
  • 3月20日に開催。

ルール

これは2017年の第4回WBCにも存在するルールですが、投手には球数制限が課せられました。

  • 1次ラウンドは65球
  • 2次ラウンドは80球
  • 準決勝、決勝は95球

打者との対戦中にこの球数を超えるとその打者との対戦が終了次第、問答無用で交代となるルールでした。

50球以上投げた場合は次回の登板までに中4日が、30球以上50球未満の場合は次回の登板までに中1日が必要で、球数に関わらず連投(2日続けて登板)した場合も、次回の登板までに中1日が必要でした。

次からは日本代表を中心に大会中のトピックを見ていきましょう。

組めなかった理想のオーダー

第1回WBC当時の日本人メジャーリーガーは以下の通り。

  • イチロー(マリナーズ)
  • 松井秀喜(ヤンキース)
  • 城島健司(マリナーズ)
  • 井口資仁(ホワイトソックス)
  • 大塚晶則(レンジャーズ)

日本代表の王監督は、「野手の柱は、イチロー、松井、井口の3人」「先発投手の柱は松坂(当時・西武ライオンズ)、上原(当時・読売ジャイアンツ)、渡辺俊介(千葉ロッテマリーンズ)の3人。抑えは大塚。」と早々に公言。まぁ、当時のメンツからすると妥当で、メジャーリーガーが何人代表入りするかが大会前の見どころでした。

ちなみに、城島選手は故障明け、かつ、メジャー移籍1年目と言う事から招集を断念。

大会前から、イチロー選手は参加に並々ならぬ意欲を示していましたが、松井選手は態度を保留するなど微妙な温度差も。尚、当時のニューヨークヤンキースのロジャー・クレメンス投手、デレク・ジーター選手がアメリカ代表でプレーしたことからも、球団からSTOPが掛かった訳では無いと思われます。

で、結局、松井選手は出場辞退、、、井口選手も出場辞退となり、野手の編成は大きく構想が崩れることに。

但し、「松井の不参加の時点で、スモールベースボールで勝ち抜く覚悟を決めた。」と後に王監督も語っています。

アメリカ人審判の大誤審

これは本当に酷かったです。正直言って、今大会の一番の見どころだったかも。

事の発端は2次ラウンドの日本vsアメリカ戦。

同点の日本の攻撃、8回表1死満塁。岩村選手のレフトフライで3塁ランナーの西岡選手がタッチアップで楽々生還。

アメリカの選手が西岡選手のタッチアップスタートが早かったとアピールプレイ・・・まぁ野球を知っている方なら、ここまではお約束の普通の流れですよね。

アピールプレーに対し2塁塁審は当然セーフ(問題無し)のコール・・・と思いきや、アメリカの監督がベンチから出てきて、ボブ・デービットソン球審に抗議。

球審が2塁塁審の判定を取り消して、アウト(西岡選手のタッチアップスタートが早かったと)の判定。

アメリカ監督、ガッツポーズ。はぁ?お前らバ〇なんじゃね?とテレビの前で本気で思いました。


翌日のアメリカのマスコミでさえも「世紀の大誤審」とか「ベースボールが野球に屈した日」などの報道。あの韓国メディアでさえも「アナハイム(試合が行われた場所)の陰謀」などと報道する始末。

ちなみに、別の記事(2017年はWBCの開催年!!そもそもWBCとはどんな大会?)でWBCがいまいちアメリカ国内では盛り上がらない大会と紹介しましたが、「この誤審でWBCの存在を全米中が知る事になった。」などと言う皮肉たっぷりの報道もあったらしいです。


これ、Youtubeで視聴可能ですので、知らない方は是非見てく下さい。「WBC 2006 誤審」で出てきます。


ちなみに、このボブ・デービッドソンは2次ラウンドアメリカvsメキシコ戦でもやってくれました。メキシコ選手の明らかなホームランを二塁打と判定する始末。


そもそもね、、、国際大会なのに、アメリカの試合でアメリカの審判がジャッジしたらダメでしょ。さすが、MLBのMLBによるMLBの為の大会(笑)。


日韓戦のいざこざ

まぁ、とにかく韓国が鬱陶しかった大会でした。結果的に見どころでもあったんですが、とにかく鬱陶しかった。。

あの人たち何なんでしょうね?素直に”韓国が(日本に)勝った”と喜べばいいのに、わざわざ、”日本が韓国に負けた”的な言い方するでしょ?

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イチロー発言

まぁ、そもそもの発端はイチロー様の発言からなんですよ(笑)。

「対戦した相手が、”向こう30年は日本には手は出せないな”、という感じで勝ちたいと思う」(1次ラウンド前の公式会見にて)

これは別に特定の国を意識したわけではなかったらしいのですが、韓国のマスコミが見事に釣られて過剰に反応して、「(韓国は)30年間日本に勝てない」という風に言ったと自国で報道しやがった訳ですよ。

もちろん、韓国のファン達が大激怒。アメリカラウンドの開催地(サンディエゴ)に在米韓国人が多い事から、イチロー選手が打席に入った時のブーイングは凄まじかったです。

屈辱・・・1次ラウンド

で、1次ラウンドでの韓国戦。場所は東京ドーム。

日本は韓国の投手陣に手を焼いて、2点を取るのが精いっぱい。さらに、中盤に1点を返され、雲行きはかなり怪しい感じに。

その1点を守るべく、必死の継投で逃げ切り体制に入る訳ですが、8回の表に当時、日本のプロ野球界で活躍中の李承燁(イスンヨプ)選手に痛恨の逆転弾を浴びて、ジエンド。

韓国国内は狂気狂乱したしたわけであります。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
韓国 0 0 0 0 1 0 0 2 0 3 5 0
日本 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 7 0

返り討ち・・・2次ラウンド

続いての対戦は場所をアメリカ・アナハイムに移しての対戦。

初戦のアメリカ戦を落としていた日本は第2戦のメキシコ戦に勝っていたとは言え、この試合に勝たないと準決勝進出が危ない状態でした。

この試合も、メジャーリーガーの朴贊浩(パクチャンホ)の前に打線は沈黙。7回まで両軍ゼロ更新で迎えた8回の表、こちらも日本プロ野球の中日ドラゴンズで活躍経験のある李鍾範(イジョンボム)に決勝の二塁打を浴びて、ジエンド(厳密には帳尻合わせの様に1点は返している。)。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
韓国 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 3 0
日本 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 6 0

この試合の後に、韓国選手が神聖なるマウンドに国旗を立てる始末。

ちなみに、ベンチでイチロー選手が「FU〇K!!」と叫んだシーンは有名で、今でもYouTubeで見ることが出来ると思います。

「僕の野球人生最大の屈辱」(イチロー選手の試合後談話)

三度目の正直・・・準決勝

え?準決勝?

第1回WBCを知らない方は、そう思った人も多いと予想します。

韓国に負けた日本はほぼ2次ラウンド敗退濃厚だった訳ですが、アメリカが最終戦でメキシコにまさかの敗戦。

日米安保条約の効力ってスポーツにも有効なの?って思いました(笑)。

まぁ、そんなこんなで、1組2位で準決勝に進んだ訳ですが、なぜにまた韓国?普通に考えて、1組の1位(2位)と2組の2位(1位)がやるもんでしょ?まぁ、この辺も突っ込み所満載の大会ではありました。

で、話を本題に戻して、、、

この日の日本の先発は上原投手。阪神ファンでアンチ巨人の私は顔も見たくない投手な訳ですよ。それでも、この日ほど彼が凄いと思ったことは無いです。

WBCはいわゆる国際ストライクゾーンなんて言われていて、日本プロ野球のストライクゾーンより外側にボール1個分ストライクゾーンが広い(その分インコースのストライクゾーンが狭い)んですよね。そのボール1個分のストライクゾーンのバシバシと投げ込んで、見逃し三振の山・山・山。気迫あふれる素晴らしいピッチングでした。

それでも、日本の打線も相変わらず低調で、6回まではお互いにゼロ行進。

テレビの前で正座をして、テレビを見ていた記憶があります。トイレにすら立てなかったです。

均衡が破られたのは7回の表。WBC開幕当初はスタメンだったが、絶不調の為にこの日はスタメン落ちしていた福留選手(当時、中日ドラゴンズ)が代打で出てきて2ランホームラン。その後は呪縛から解かれたように、打線がつながり、打者一巡の猛攻。最終スコアは6-0で日本の勝利。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
日本 0 0 0 0 0 0 0 5 1 6 11 0
韓国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0


相手がアメリカとかであれば気の毒な気はしたでしょうが、これまの韓国選手スポーツマンシップに欠けた行いもあって、もう爽快感しかなかったです。ざまー見やがれ!と。

ほんと、この準決勝が今大会の一番の見どころでした。この時点で第1回WBCは終わったようなもの。決勝は見なかったです(笑)。

何やってんの?アメリカ・・・。

アメリカに関して言えば、この第1回が今までの中で一番まともなフルメンバーだったと思います。

ちょっと記載しましたが、ロジャークレメンス、デレクジーター、アレックスロドリゲス(確か、日本戦でサヨナラヒット打ったのこの人だった様な気が・・・)。

そして、ボブ・デービッドソンと言う最強の切り札が居ながら(笑)、まさかの2次リーグ敗退。

最初から最後まで、チグハグな感じで終わってしまった大会だったと思います。


大会開催前のTVもメジャーリーガーの活躍が見どころの一つ!なんて言っていましたが、見どころを見る事は無かったような・・・(笑)。

最後に

今回は2017年3月に開催される第4回WBCの予習的意味合いで、第1回のWBCを振り返ってみました。

一応、ポイントを押さえて、トピックを紹介させて頂いたつもりですが、如何でしたでしょうか?


まぁ、開催前は日本の不参加表明などいろいろあり、開催中も突っ込み所満載の出来事がありましたが、なんだかんだで日本中が熱狂しました。優勝と言う最高の結果でしたからね。


また、時期を見て、第2回、第3回のWBCも振り返っていきたいと思います。

それでは、今回はこの辺りで失礼します。

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