スポーツ好きにとってお正月はたまらない時期です。

元旦のニューイヤー駅伝とサッカー天皇杯決勝に始まり、箱根駅伝、高校ラグビー、そして、高校サッカーと数多くのスポーツ競技が開催されます。

そんな数多くのスポーツ大会の中でも、今回のお正月は全国高校サッカー選手権2018(第96回)に注目しています。

なぜなら、この大会で活躍した選手の何人かが、必ず2020年の東京オリンピックの舞台で活躍するであろうからです

そんな訳で、今回は全国高校サッカー選手権大会2018(第96回)について、大会概要と見どころについてお伝えしようと思います。

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大会概要


以下、全国高校サッカー選手権2018(第96回)の大会概要を記載していきます。

開催日程


全国高校サッカー選手権2018は2017年年末から2018年年始に掛けて行われます。

  • 開会式・開幕戦:2017年12月30日(土)
  • 1回戦:2017年12月31日(日)
  • 2回戦:2018年1月2日(火)
  • 3回戦:2018年1月3日(水)
  • ベスト8:2018年1月5日(金)
  • 準決勝:2018年1月6日(土)
  • 決勝:2018年1月8日(月・祝)

会場


全国高校サッカー選手権2017は首都圏の全9つの会場で開催されます。

  • 味の素フィールド西が丘
  • NACK5スタジアム大宮
  • 浦和駒場スタジアム
  • ニッパツ三ツ沢球技場
  • 等々力陸上競技場
  • ゼットエーオリプリスタジアム
  • フクダ電子アリーナ
  • 駒沢陸上競技場
  • 開会式と開幕戦はこの会場で行われます。
  • 埼玉スタジアム2002
  • 準決勝と決勝はこの会場で行われます

高校サッカーの聖地と言えば国立競技場です。例年の準決勝以降の試合は国立競技場で行われていました。ですが、国立競技場は現在取り壊され、2020年東京オリンピックに向けて、新しく建設中です。



その為、今回の全国高校サッカー選手権の準決勝以降の試合は埼玉スタジアム2002で開催されます。Jリーグの強豪チーム・浦和レッズのホームスタジアムですね。

言わずもがな、素晴らしいスタジアムですので、このピッチに立てる高校生は幸せですね。

参加校(出場校)


全国高校サッカー選手権2018の出場校は48校です。

47都道府県の代表制ですが、東京のみ2校参加で、全48校のトーナメント方式で争われます。




大会の傾向



全国高校サッカー選手権の傾向としては、大きく二つの傾向があると思います。

一つ目は、有力校のいくつかが、割と最初の方で敗退する波乱が起きる事です。

二つ目は、波乱が起きつつも、最終的には何だかんだで前評判の高い高校が勝ち上がる事です。

その理由を考えていきましょう。

一つ目は、大会の開催ルールが影響していると思います。そのルールとは、40分ハーフの計80分で決着がつかない場合は、延長戦が行われずに即PK戦となる事です。PK戦ともなると、運も左右して来ますので、いくら強豪校でも負ける確率が上がります。

明らかに格下のチームが80分間守りに守って、PK戦で勝利・・・なんて事が結構起きます。2018年の大会はどうでしょうか?

二つ目はやはり最後はチーム力の差が物を言うのだと思います。守りに守ってPK戦で強豪校から大金星を挙げたチームも、上に勝ち進めば、さらに強いチームに屈しているパターンが多いです。

ただ、全体的な傾向としては、やはり守備力の高いチームが勝ち上がっている印象があります。一発勝負のトーナメント大会では、やはり負けない戦いが出来るチームが強いですよね。そういう意味でも守備力の高いチームが有利なのだと思います。

全国高校サッカー選手権2018。見どころは?


大会の傾向を述べた所で2018年大会の見どころをお伝えしようかと思います。

参考成績


その前に、参考となる大会を振り返る事にしましょう。

前回大会


まずは、前回の第95回全国高校サッカー選手権から。

前回大会は、インターハイ優勝の市立船橋が2回戦で早々と姿を消す波乱の展開。

決勝は、「青森山田高校」と「前橋育英高校」の戦いで、見事に「青森山田高校」が優勝を果たしました。

成績高校都道府県
優勝青森山田青森
準優勝前橋育英群馬
ベスト4
東海大仰星大阪
佐野日大栃木
ベスト8
駒澤大高東京
滝川第二兵庫
正智深谷埼玉
東福岡福岡

2017年度インターハイ


そして、次は最も選手権大会に直結すると言われているインターハイ。

今年のインターハイは千葉県代表の「流通経済大柏」が見事に優勝しました。

成績高校都道府県
優勝流通経済大柏千葉
準優勝日大藤沢神奈川
ベスト4前橋育英群馬
市立船橋千葉
ベスト8長崎総科大附長崎
京都橘京都
旭川実北海道
関東一東京


これ見ると、千葉県の激戦っぷりが悲惨ですよね。確か、去年のインターハイは決勝が「流経大柏」と「市立船橋」だったはず。(笑)

有力校紹介


ここでは、いくつかの高校をピックアップして紹介する事にしましょう。

青森山田


チームの中心は、Jリーグに内定している、MF郷家友太選手とFW中村駿太選手です。

FW中村駿太選手は元々は柏レイソルのユースチームに所属していたのですが、今年になって青森山田高校に編入したという異色の経歴の持ち主です。

ジュニアユースの頃からプロが注目していた素材で、初めての選手権大会でどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみです。

MF郷家友太選手は去年の選手権大会も2年生ながら、湧かせてくれました。

ロングスロー(※ゴール近くのスローイン時にスローインのボールを直接ゴール前入れる事)が有名で、そこばかりに注目されがちですが、すでにJリーグに内定している通り、そのプレーも球際の強さやテクニックなど折り紙付きの選手です。

インターハイでは3回戦で前橋育英高校に不覚を取りましたが、やはり優勝候補の筆頭チームと言えると思います。

流通経済大柏


今年のインターハイの優勝校で、激戦区・千葉を勝ち上がってきた優勝候補筆頭のチームです。

チームの大黒柱であるDF関川郁万選手は、U-17日本代表でもセンターバックを務めます。ディフェンダーとしての能力もさることながら、セットプレーでの得点力はFW並みです。

順当に勝ち進めば、ベスト8で青森山田高校とぶつかる事になります。ちょっと早すぎて、勿体無い気もしますが、この対戦が実現したら、非常に面白い試合になるでしょうね。

前橋育英


昨年の選手権準優勝、今年のインターハイベスト4の前橋育英高校も優勝争いの第一グループにいることは間違いないでしょう。

FW榎本樹選手はインターハイで得点王。185cmの体格を活かしたポストプレーも上手い選手で、何より、まだ2年生で将来性を感じさせます。

その他、松田陸選手、渡邊泰基選手など、注目のDFも擁しており、チームとしてのバランスはこの高校がナンバーワンかも知れません。

長崎総科大附


数年前まで、長崎県と言えば国見高校でした。

その国見高校で長年指揮を執っていた小嶺監督が率いる高校です。つまり、選手権の勝ち方を知っている高校と言う事になりますね。

ただ、それだけではありません。FW安藤瑞季選手はU-18日本代表のストライカーも務めるほどの逸材です。

恵まれた体格を活かした迫力あるプレーに加えて、柔らかさや身体の使い方のうまさを兼ね備えている選手で、Jユース所属選手を含め、世代ナンバーワンFWの呼び声高い選手です。

小嶺監督の采配と安藤選手の活躍に注目の高校です。

東福岡高校


選手権大会の勝ち方を知っているという点ではこの高校も忘れてはいけませんね。

近年、福岡県内ではほぼ敵なしの状態で、選手権大会でも必ず上位に顔を出してきます。今回は順当に行けば、3回戦で前橋育英高校とあたるので、そこが山場になるでしょう。

選手としては、デュッセルドルフ国際ユース大会では大会ベストDFに選出された、DF阿部海大選手が注目です。

その他


近年の充実ぶりが著しい京都橘高校。組み合わせに恵まれた感のある、大阪桐蔭高校。サッカー王国静岡県の代表・清水桜が丘あたりも忘れてはいけない存在ですね。


その他の選手で注目は、山梨学院高校のFW加藤拓己選手と神村学園高校のFW高橋大悟選手です。

加藤拓己は格闘家の様な体格を活かして、重戦車の様なパワープレイスタイルの選手です。昔のイタリア代表のFWビエリあたりを彷彿とさせるような。。。

神村学園高校の高橋大悟は160センチ台と小柄ながら、いわゆるファンタジスタタイプの選手ですが、県予選後半ではチームを救うゴールを量産し勝負強さも兼ね備える選手です。

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終わりに


今回は2017年年末から2018年年始に掛けて開催される、第96回全国高校サッカー選手権(2018)について、大会概要と見どころをお伝えしました。

既に記載しましたが、「青森山田高校」と「流経大柏」を中心とした有力校数校での優勝争いになるかと思っておりますが、一発勝負のトーナメント大会ですので、いくつかの波乱もあるかと思います。

また、冒頭でも書きましたが、今大会で活躍した選手の中から、2020年の東京オリンピックで日本代表の主力になっている選手もいると思います。理由はオリンピックは23歳以下の選手の大会なので、まさに今の世代が東京オリンピックでの主力になるからです。

そういった意味でも、見どころの尽きない大会になりそうですね。

いずれにせよ、本番の全国高校サッカー選手権2018を今から楽しみにしましょう。
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