駅伝なんか、よー見るわー。

毎年、年末年始になると嫁から言われる一言です。

な、なにをぉー。
駅伝こそ最高のスポーツじゃないか!

ルールは至って単純。
タスキを繋いで最終ランナーが真っ先にゴールに飛び込んだチームの勝ち。

私は駅伝こそ究極のチームスポーツだと思っています。

あ、断っておきますが、私は日本陸連の回し者ではありません(笑)。学生時代に陸上や駅伝をやっていた訳でもありません。でも、いつの頃からか駅伝の虜になってしまってます。

今回はそんな駅伝競技の中から、高校生による都大路の戦い・・・高校駅伝2017(男子:第68回/女子:第29回)についてお伝えさせて頂こうかと思います。

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開催概要


開催日程


高校駅伝の特徴として、男女共に同日に開催されます。

開会式:2017年12月23日
開催日:2017年12月24日

女子が10時20分にスタートし、男子が12時30分にスタートします。


参加校(出場校)


高校駅伝の出場校は、47都道府県の代表制です。

男女共に、各都道府県予選を勝ち抜いた47代表校にて行われます。

5年ごとに開催される記念大会は、都道府県代表とは別に地区別代表の増枠がありますが、2017年大会は都道府県代表のみです。

”出場校一覧”

  • 出場校 北海道
  • 北海道 男子:札幌山の手 /女子:旭川龍谷

  • 出場校 東北
  • 青森  男子:青森山田  /女子:青森山田
    岩手  男子:一関学院  /女子:盛岡誠桜
    秋田  男子:秋田工業  /女子:秋田北鷹
    宮城  男子:仙台育英  /女子:仙台育英
    山形  男子:東海大山形 /女子:東海大山形
    福島  男子:学法石川  /女子:学法石川

  • 出場校 北信越
  • 富山  男子:富山商業  /女子:富山商業
    石川  男子:遊学館   /女子:星稜
    福井  男子:美方    /女子:美方
    長野  男子:佐久長聖  /女子:長野東
    新潟  男子:中越    /女子:新潟産大附

  • 出場校 関東
  • 東京  男子:國學院久我山/女子:順天
    埼玉  男子:武蔵越生  /女子:本庄東高校
    茨城  男子:水城    /女子:茨木キリスト
    栃木  男子:佐野日大  /女子:白鴎大足利
    群馬  男子:東農大二  /女子:健大高崎
    神奈川 男子:法政二   /女子:白鵬女
    千葉  男子:市立船橋  /女子:日体大柏

  • 出場校 東海
  • 静岡  男子:浜松日体  /女子:常葉菊川
    山梨  男子:山梨学院  /女子:山梨学院
    愛知  男子:豊川高校  /女子:光ヶ丘女
    三重  男子:伊賀白鳳  /女子:津商業
    岐阜  男子:中京院中京 /女子:益田清風

  • 出場校 近畿
  • 大阪  男子:大阪    /女子:薫英女学院
    京都  男子:洛南高校  /女子:立命館宇治
    兵庫  男子:須磨学園  /女子:西脇工業
    滋賀  男子:草津東   /女子:比叡山高校
    和歌山 男子:和歌山北  /女子:和歌山北
    奈良  男子:智弁カレッジ/女子:智弁カレッジ

  • 出場校 中国
  • 岡山  男子:倉敷    /女子:興譲館
    広島  男子:世羅    /女子:世羅
    鳥取  男子:鳥取城北  /女子:八頭
    島根  男子:出雲工業  /女子:平田
    山口  男子:西京    /女子:西京

  • 出場校 四国
  • 愛媛  男子:松山商業  /女子:八幡浜
    高知  男子:高知農業  /女子:山田
    徳島  男子:つるぎ   /女子:鳴門
    香川  男子:小豆島中央 /女子:四学香川西

  • 出場校 九州
  • 福岡  男子:東海大福岡 /女子:筑紫女学院
    佐賀  男子:鳥栖工業  /女子:佐賀清和
    大分  男子:大分東明  /女子:大分東明
    熊本  男子:九州学院  /女子:ルーテル学院
    長崎  男子:鎮西学院  /女子:諫早
    宮崎  男子:小林    /女子:宮崎日大
    鹿児島 男子:鹿児島実  /女子:神村学園
    沖縄  男子:北山    /女子:名護

コース


男子


西京極陸上競技場をスタートし、京都国際会館を折り返し地点として、西京極陸上競技場をゴール地点とする、42.195km/7区間のコース。

  • 1区 10km (~烏丸鞍馬口)
  • 2区 3km (~丸太町河原町)
  • 3区 8.1075km (~国際会館前)
  • 4区 8.0875km (~丸太町寺町)
  • 5区 3km (~烏丸紫明)
  • 6区 5km (~西大路下立売)
  • 7区 5km (~西京極陸上競技場)

1966年の第17回大会から京都での開催となり、現在のコースになったのは1982年の第33回大会からです。

大会記録は一昨年の2015年大会で世羅高校(広島)がたたき出した、2時間01分18秒のモンスター記録。

女子


西京極陸上競技場をスタートし、烏丸今出川交差点を折り返し地点として、西京極陸上競技場をゴール地点とする、21.0975km/5区間のコース。

  • 1区 6km (~平野神社前)
  • 2区 4.0975km (~烏丸鞍馬口)
  • 3区 3km (~北大路船岡山)
  • 4区 3km (~西大路下立売)
  • 5区 5km (~西京極陸上競技場)

こちらは、1989年の第1回大会より変わりありません。

大会記録は1996年に埼玉栄高校がたたき出した、1時間06分26秒。

大会の傾向と見どころ


高校駅伝の大会の傾向としては、男女ともに前評判の高いチームが順当に上位争いをする傾向が強いと言えます。

私なりの考えですが、実業団のニューイヤー駅伝や大学の箱根駅伝に比べて、高校駅伝は一区間の距離が長くなく、区間数も少ないので、大きなブレーキ(選手の不調や故障による大幅な順位後退)が発生しにくい事が最大の要因ではないかと考えます

それでは、以下簡単に高校駅伝の見どころをお伝えします。

華の1区。エース区間の争い


男子女子共に、1区が最長区間になります(これは今回の2017年大会に限らず、男子の第3回大会以降、高校駅伝の最長区間が1区である事に変更はありません)。

その為、各高校共にエース選手をこの1区に投入する事がほとんどで、別名“華の1区”と呼ばれ、高校駅伝の花形区間であります。

特に男子の場合は、この1区を走った選手が後に大学駅伝や実業団駅伝でも活躍して、場合によってはオリンピック日本代表選手に選出されることも多く、選手個人の活躍も見どころの一つです。

おまけ 外国人選手の起用について


以前は、この1区に外国人選手を起用して、独走態勢を築き、その貯金で優勝するようなケースが多く、本来の高校駅伝の趣旨を疑問視する声が上がり始めました。その為、現行のルールでは高校駅伝における外国人選手の起用に対しては以下の制約が掛かっています。

  • 全区間のうち1区間のみ起用可能
  • 1区(最長区間)に起用してはならない


男子3区 外国人ランナーのハイレベルな争い


前述の通り、1区での外国人選手の起用が禁止になったこともあり、外国人選手をエントリーする高校はこの3区に配置する事が通例になりました。(以前からもこの1区は日本人エースに拘って、3区に外国人選手を配置する高校もあった)

1区の次に区間距離が長い事、区間中に急激な坂のある難しい区間である事から、力のある外国人選手をこの3区に配置する事が多いのではないかと思います。

こちらも、1区の日本人選手と同じで、この3区で活躍した選手が高校駅伝をステップに世界(オリンピック)に羽ばたく選手も多いです。(カリウキ選手、ギタヒ選手など)。

男子5区 区間記録更新なるか?


高校駅伝に限らず、駅伝競走の区間記録は常に更新され続ける宿命にあります。(これはトレーニング方法の進化や食事環境の変化による体質の変化と思っています。)

ですが、この高校駅伝の男子5区だけは、1972年に区間記録が更新されてから、2017年現在に至るまでの30年以上、1度も記録の更新がされていない区間です。

個人的に、毎年この区間の記録更新を期待して観戦していますが、今年2017年も同じように注目しています。

そろそろ記録更新されると予想してるんですけどねー。(って、毎年そんな予想しては外してるな。)

女子5区 トラックでのデットヒート


女子の一番の見どころはここでは無いかと思います。

1区こそ、最長の6kmを走りますが、その後は、4km→3km→3kmと距離的に差が開きにくい区間が続きます。

その為、アンカー区間の5区ではアンカー同士の併走、トラックでのラスト勝負にもつれる事も多いです。

高校駅伝に限らず、マラソンなどでトラック勝負になると見ている側からはドキドキしますよねー。

今年2017年大会もデットヒートが見られますでしょうか?

レース予想は?


予想の前に前回大会(高校駅伝2016)をちょっと振り返ります。

前回大会は男子は倉敷高校(岡山)、女子は薫英女学院(大阪)が優勝しました。

男子は1区からトップを走っていた佐久長聖高校を4区で倉敷高校が逆転し、初優勝を飾りました。

女子はレース中盤で薫英女学院高が独走態勢を築き、2年ぶり2度目の優勝を飾りました。

男子


男子は昨年大会のTop2の2校、倉敷高校佐久長聖高校の2強と見ています。

中でも、個人的に優勝候補筆頭と見ているのは、佐久長聖高校です。

まずは、去年準優勝のメンバーが4人残っていますし、都道府県予選大会の走破タイムが出場校中トップのタイムで、上位7人の選手の5000メートルの平均走破タイムもトップのタイムです。

都道府県予選大会のタイムは距離こそ同じ距離ですが、各都道府県予選毎にコースも違うので単純比較は出来ません。ですが、長野県予選のコースはアップダウンの多い屈指の難コースとして有名ですので、この条件で予選走破タイムがトップと言うのは誇れる内容でしょう。

この高校は外国人留学生を起用しないスタイルなので、そこがポイントとなるのは間違いないでしょうが、次世代のエースと噂される中谷選手に、本間選手松崎選手などの他の有力選手もレベルが高く、堂々の優勝候補筆頭と見ています。


対する倉敷高校も、予選大会走破タイムは出場校中2位で、上位7人の選手の5000メートルの平均走破タイムも第3位と優秀です。しかも、前回6区区間賞の北野選手、前回アンカーの名合選手と経験豊富なメンバーに加え、ケニア人留学生のニジオカ選手も強力です。


倉敷高校佐久長聖高校の2強に割って入るのは、学法石川高校です。

予選大会の走破タイムこそ出場校中10番目の成績ですが、上位7人の選手の5000メートルの平均走破タイムは倉敷高校の上を行く第2位のタイムです。

インターハイの1500メートルで高校歴代2位のタイムを叩き出した半澤選手が快走し、序盤でリズムを作れば面白いのではないかと思います。


女子


女子は薫英女学院高が1強の様相を呈しています。

薫英女学院高は昨年大会も改快走した、高松ムセンビ選手に加え、村尾選手中島選手竹内選手などの実力者も健在で、死角らしい死角はない状況です。

ちなみに、名前を出した4人の選手は、去年の大会に出場経験があり、皆、区間賞を取っています。


薫英女学院高に対抗できる唯一のチームは仙台育英高校と見ています。

例年通り、外国人留学生に頼るチームスタイルですが、今年は脇を固める、武田選手三浦選手などの日本人選手も力があります。

とはいえ、やはり、ケニア人留学生のエカラレ選手でどれだけの貯金を作れるか、、、これにかかっているでしょう。


正直言って、上記の2校と他高校の実力差はかなり大きいとみています。

ですが、次に続く高校を上げるとすれば、西脇工業長野東高校神村学園の3校では無いかと思います。

この3校に共通しているのは、各高校とも大黒柱がしっかりしている事。西脇工業田中選手長野東高校和田選手神村学園タビタ選手に注目してください。

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あとがき


今回は2017年年末に開催される高校駅伝の見どころや予想(展望)を記載させて頂きました。

去年は、男子の倉敷高校はドンピシャで的中し、女子も世羅高校が強そうと書きながらも薫英女学院高を推して、見事に優勝。

ちょっと、出来すぎた感のある予想でした。^^


今年は去年よりも予想が簡単な気がしているのですが、こういう時に限って波乱が起きたするのも駅伝の醍醐味ですよね。


いずれにしても、高校生にとっては憧れの都大路の舞台ですので、悔いの無いように走破して欲しいと思います。


それでは、目を通して頂き、ありがとうございました。

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