紅葉と言えば京都でしょ!
でも、京都は混みそうだから、近くで歴史風情豊かな奈良に行こうか。
そんな会話が聞こえてきそうです(笑)。
でも、ちょっと、待ったぁ~!
滋賀県をお忘れでは無いですかい?
滋賀県なんて、琵琶湖だけで紅葉なんて見れないでしょ~!って?
いやいやいや。侮ること無かれ!
滋賀県にも紅葉スポットはたくさんありますよ~。しかも、京都や奈良と同じく国宝とのコラボもばっちりです!(笑)
ただ、滋賀県って意外と南北に縦長いので、各スポットによって、見ごろ時期が違ってきます。
そんな訳で、今回は滋賀県の紅葉の見ごろ時期について書いていこうと思います。
各スポットともに簡単に注意点も記載しておきますので、参考にしてくださいね♪
スポンサードリンク
【目次】
目次
見ごろ時期の開始は?
滋賀県の紅葉の見ごろは10月下旬頃から始まります。
そのトップバッターはと言うと、びわ湖バレイ。
関西のスキーヤーならご存知の場所かと思います。シーズン中の週末はオールナイト営業するあのスキー場です。
実はオフシーズン(グリーンシーズンと言うらしい)も普通に営業しており、スキーシーズンと同じように、山麓から山頂までゴンドラに乗って移動するのですが、その途中にゴンドラから見下ろす紅葉はまさに圧巻です。

<2016年10月撮影>
また、山頂から眺める紅葉と琵琶湖のコラボに目が行きがちですが、反対側の山間部も必見です。見渡す限りの紅葉パノラマはまさに絶景です。
ただ、山頂だけあって晩秋ともなると、強烈に寒いのでご注意下さい。
びわ湖バレイの紅葉についてはこちら(↓)で実際に足を運んで、レビューをさせて頂いていますので、ご参考にして下さい。
滋賀の紅葉・びわ湖バレイ編。山頂ならではの紅葉をご堪能あれ!
11月からの見ごろは?
11月に入ると、湖北地方、湖東地方の北部、奥比叡に掛けて紅葉が始まります。
湖北地方
湖北地方の紅葉は鶏足寺(長浜市)、徳源院(米原市清滝)あたりが有名どころです。
鶏足寺は真っ赤なモミジの絨毯が有名です。


<2016年11月撮影>
一部の参道が立ち入り禁止区域になっており、モミジ絨毯が保護されています。下から見上げるのも良し、上から見下ろすのも良しです。
鶏足寺の紅葉に関してはこちらの記事にて紹介しています。
滋賀・鶏足寺の紅葉(もみじ)絨毯は世界遺産級!ご来場の際は駐車場戦略を!
特にご年配の方や足の悪い方は駐車場を選択をミスると酷い目にあいます。是非とも参考にして下さい。
徳源院の戦国時代の京極氏の菩提寺で知る人ぞ知るスポットです。最近はちょっと有名になりすぎたかなー?

<2016年11月撮影>
客殿から見る庭園の紅葉はまさに自然のキャンパスアートとでも言いますか、一見の価値アリです。
徳源院の紅葉に関してはこちら(↓)
滋賀の紅葉・徳源院。室内から見る庭園の紅葉はもはや芸術絵画の様・・・
湖東地方北部
いわゆる、湖東三山と呼ばれる地域で、滋賀県の紅葉の代表的スポットの一つです
具体的には、西明寺、金剛輪寺、百済寺の3つを指しますが、特に西明寺の紅葉は「日本紅葉100選」にも選ばれており、その紅葉は圧倒的です。
画像は上から、西明寺、金剛輪寺、百済寺の紅葉です。



<2016年11月撮影>
但し!
この湖東三山地域に行く時には注意すべき点があります。
尋常じゃない位の大渋滞が発生します。30分で100メートルしか進まない・・・なんて、ザラ。
なぜなら、この地域にアクセスする道路が1本(307号線)しかないから。
週末に行くとなると、相当の覚悟が必要だと言うことだけ、肝に銘じておいて下さい。
湖東三山の紅葉に関してはこちらの記事にて紹介しています。
滋賀・湖東三山の紅葉。拝観料と混雑を差し引いても、一見の価値あり!
奥比叡
奥比叡なんて言っちゃってますが、ぶっちゃけると比叡山延暦寺の事です。織田信長が焼き払ったあの有名なお寺です。
こちらは、国宝どころか、世界遺産です。
世界遺産で歴史を感じながら見る紅葉。これも感慨深いですね。

<出典:Walkerplus>
但し、こちらの欠点は、お金が高くつくこと。
まず、延暦寺に辿りつくまでに奥比叡ドライブウェイの通行料が掛かります。延暦寺まで行こうとすると3000円オーバーの料金が掛かります。また、世界遺産なだけあって、延暦寺の拝観料自体も若干高めです。
紅葉を見に延暦寺に行くのではなく、延暦寺への観光を紅葉時期に合わせる感じで行くのが良いかと思います。
スポンサードリンク
いよいよクライマックス。11月中旬以降
11月中旬になると滋賀県の紅葉は最盛期を迎えます。
北部地方
北部地方では、国宝・彦根城の紅葉が見ごろを時期を迎えます。
厳密には、彦根城内の玄宮楽々園がオススメで、更に言うと、ライトアップされてお堀に映える紅葉がオススメです。

<出典:Yahoo!Japan>
こちらは、JRでの来場がオススメです。JR彦根駅を降りると駅のホームから彦根城天守閣が見えて、近くに感じるのですが、実は地味に距離があって、徒歩で15分ほど掛かります。ですが、JRの駅から徒歩15分なら十分ですよね?
公共交通機関での来場が可能で、かつ、ライトアップにより拝観時間が遅い事から来場しやすい滋賀県の紅葉スポットの一つです。
湖西地域
湖西地域では、三井寺、日吉大社が見ごろ時期を迎えます。
こちらも彦根城と同じで、公共交通機関での来場が可能で、かつ、ライトアップもやっていますので、来場しやすい滋賀県の紅葉スポットの一つです。
◎三井寺

<出典:Yahoo!Japan>
◎日吉大社

<出典:大津市>
三井寺、日吉大社ともに京阪電鉄を使用してご来場下さい。
南部地域・湖東地域
南部地域では石山寺が、湖東地域では、永源寺などが紅葉の見ごろ時期を迎えます。
石山寺は寺名の由来となった天然記念物の硅灰岩と紅葉のコラボが秀逸です。

<出典:Walkerplus>
石山寺も京阪電鉄を使用してのご来場がおすすめです。
永源寺は紅葉もさることながら、お寺としての雰囲気もすばらしくておすすめのスポットです。
永源寺と言えば、この正門ですね♪

<2016年11月撮影>
ですが、紅葉の時期は県外からも人が訪れるくらいの人気で、近隣の幹線道路が一本しかないので、湖東三山地域と同じような強烈な渋滞が発生します。
最後の最後。12月
紅葉は11月で終わりと思っているあなた。甘い!
滋賀県には12月にならないと見る事が出来ない紅葉があります。ここではそんな遅い紅葉を紹介します。
メタセコイヤ並木
滋賀県高島市マキノにあるメタセコイヤ並木です。
じつはここの紅葉は同シーズンに3度も行きました。行けども行けども、色付いてなかったので。(笑)

<2016年12月撮影>
本当にこのメタセコイヤ並木だけはしっかりと事前に確認していく事をおすすめします。
詳しくは以下の記事で。(笑)
滋賀の紅葉・メタセコイア並木。見ごろ時期にご注意を!
まとめ
ここまで、長々と書かせて頂きましたが、まとめると滋賀県の紅葉の見ごろ時期は
- びわ湖バレイを皮切りに10月下旬あたりから始まり、
- 11月になると、湖北、湖東三山、奥比叡が見ごろ時期となり、
- 11月中旬あたりから、どのスポットも最盛期を迎えます。
- 最後は、12月にはメタセコイヤ並木が綺麗に色付きます
尚、滋賀県の紅葉も当然ながら、ライトアップはありますが、いずれも11月中旬からと言う所が多いです。
独断でオススメをさせて頂きますと、
- 鶏足寺(長浜市)と徳源院(米原市清滝)の紅葉は何度でも見に行きたいです
- 4kmつづくメタセコイヤ並木のトンネルは圧巻です
- 渋滞を覚悟の上であれば、湖東三山と永源寺の紅葉は一見の価値アリです
尚、ちょっとマイナーではありますが、以下の様な紅葉もありますので、参考までに。。。
滋賀の紅葉・甲賀編。甲賀の紅葉は1回に6度美味しいよ♪
滋賀県は歴史上の要所・近江地方だっただけあって、国宝や世界遺産も豊富です。
京都や奈良に比べれば知名度では劣りますが、滋賀県の紅葉もなかなかのものでしょ?
この記事を読んで、ちょっと滋賀県を見直したぜ!って言う県外の方、是非とも滋賀県へおこしやーーーす。
尚、記事中の見ごろ時期はあくまでも目安ですので、出来る事ならHPや電話などで見ごろ時期や現在の紅葉状況を直接確認するのが確実かと思います。
それでは、滋賀県の紅葉を楽しんで下さい。
スポンサードリンク